「今こそZ33、今だからこそZ33」
という三上さんの発案で始まった車高調とアーム開発企画
今回の条件はリアのショックとスプリングが別になっているのを一体化
いわゆる直巻き式車高調にしてセッティングしやすくすること
そしてドリフトに不向きな純正トー角度の調整も必須
本来ならば純正スプリングがのっかるコイツを調整式で作るのは困難
出来たとしてもとんでもない金額に
けれどリア車高調の直巻化により問題が解決
通常の調整式ロッドで制作可能となりコストダウン
なお、直巻式車高調とこのアームで構造変更が可能になり一般公道走行可能
事前申請済み書類を有償¥3000(税別)で発行いたします
そして最大の難所…
3UPの商品開発の合否判定は元D-1レディースチャンプが決める
岡崎さんがOK出さないと商品化できない
理論的な性能向上だけではダメで、実際のフィーリングも大きく影響するのです
なんと今回は一発合格!で、三上さん曰く
「1時間以上乗ってましたね、最近じゃあ珍しいです」
ドリフト界を離れて久しい岡崎さんが犬とキャンプ以外に興味を示すのはレア
つまり、楽しいということ
おかげさまで以下が正式発売となります
前後直巻式車高調キット
調整式トーロッド
調整式キャンバーアーム
「もちろんシルビア、スカイラインは名車です、でも…」
自身が長きにわたって競技を通じて関わってきて、現在感じている事
それは異常なまでのコスト増大と年式的なメンテ維持の大変さ
「ぶつけてしまっても、Zならまだ笑えるんですよ」
普段乗りもこなせて、週末には遠出したりサーキットで遊んだり
シルビア、スカイラインには無い”気軽さ”と言うのが今回の開発きっかけ
さて、Zが片付いたのでいよいよFT86パーツのテストが始まります
テスターはこちらも三上さんのご紹介、2020 D-1 チャンピオン、小橋選手
覚悟して取り組まねば
本年度も残すところあと2か月余り
本当に色々あった年ですが、まだまだ予断ならない感じ
国内外での事件、事故、戦争、コロナ、そして大きな環境変化は続きそうです
個人的にはそれどころじゃない!
ランニングを本格的に初めて1年弱
ハーフマラソンに初めて正式エントリー
本番一ヵ月前の今、トレーナーから
「酒禁止、揚げ物禁止、そしてランニング禁止」
と恐ろしい通達… 飲み食い制限もツライけどラン禁止はエグイ
走らずにこんな地味なことをしていて間に合うのだろうか…
「クルマで言えば、事故で片側のアームが曲がっているのと同じ状態」
そんな状態で走ったほうがクルマにとって良くないという至極明解な説明
そしてそれを1ヵ月でなんとかしてやるというプロトレーナー
どんな結末が待っているんだろう